HBR Article:ビジネススキル「仕事でスランプに陥った時、やる気を高める方法」

リモートワークで成果を出していても、充実感が得られない人が増えている。停滞感やモチベーションの低下は、成果が評価されにくい環境、反復的な業務、成長機会の不足などから来る。転職も難しい状況下で、どうすればやる気を取り戻せるか。筆者は5つの具体的な行動を提案する。

リモートワーク時代においても、キャリアとモチベーションは自分次第でコントロールできる。内省・挑戦・観察・共有・感謝といった視点を持つことで、日々の仕事を再び意味あるものに変えることができる。

1. 自己パフォーマンスレビューをする

過去の業績評価を振り返り、どのような強み・課題があったかを再確認することで、今後の具体的な目標を定める出発点とする。上司の評価に納得がいかない場合は、信頼できる同僚やシニアリーダーから意見をもらうことも有効。

2. ストレッチアサインメントを探す

自分の能力より少し高いレベルの業務に挑戦することで、スキルを広げ、熱意を再燃させることができる。部門横断のプロジェクトやチーム間連携の機会を見つけて自ら提案して参加することが重要。

3. 他者を真似る機会を探る

他の社員の働き方やキャリアに注目し、自分の理想や活力を与えてくれる要素を見つける。観察やネットワーキングを通じて新しいアプローチやコラボレーションのヒントを得られる。

4. 自分の知識を共有する

メンターとして知識を共有することで、自分のスキルの棚卸しができる。誰かの成長を支えることが自分のやりがいの再発見につながる。「教えること」は学び直しの機会でもある。

5. 小さな勝利の積み重ねに気づく

大きな成果に目を奪われがちだが、日々の小さな達成に目を向けることで自分の進歩や価値を実感できる。定期的に進捗を振り返る習慣を持つことで、充実感とモチベーションの回復につながる。

詳細は下記参照。定期購読登録が必要です。

“In a Slump at Work? Here’s How to Motivate Yourself, HBR.org, March 28, 2025.

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