多くの人は「成功すれば幸福になれる」と考えるが、研究はその逆を示している。幸福が先にあり、その結果として仕事・人間関係・健康・収入などにおける成功が高まるのだ。給与の増加などの成功指標は幸福度に与える影響が小さく一時的である一方、幸福度の向上は持続的に成果を高める。
幸福を高めるために、論文では以下の 2つのエクササイズ を提案している。
- 自分の仕事がどのように他者の役に立っているかを考える
- 給与や昇進といった外的指標ではなく、仕事の「意味」や「貢献」に着目する。
- 具体的に自分の仕事が誰にどんな価値を与えているかを書き留め、日常で意識できるようにする。
- 従業員に、自分の仕事が他者に役立っていることを示す
- リーダーは部下に「自分の仕事が社会や顧客にどう役立っているか」を伝える責任がある。
- 具体的に説明し感謝を表すことで、従業員の幸福度・モチベーション・エンゲージメントが高まる。
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“The Success-Then-Happiness Fallacy,” HBR.org, August 12, 2025.